日本サッカーをブラジルから詠む!
園児から小学校高学年まで各年代で身に着けるべくは何か?
5人に対して行うスクール内容と20人に対して行うトレーニング。その違いとは?
今日はスクール、チームに戻って週末は遠征。慣れていない環境・グランドで本来持っている力を発揮するためには試合前に何をするべき?
などなど、現役引退後各カテゴリーにて指導一筋に歩んできたコーチによる独特のサッカー理論をこっそり教えます!
HPをご覧の皆さん、お待たせしました。
一回目は何を書こうか悩んどったら開校から二か月も過ぎてしまいました。
これから宜しくお願いとしきます。
先日12/16に終了した2012クラブW杯、どうや!
下馬評を覆してブラジルのコリンチャンスがスター軍団とか言われておるチェルシーを負かしてしまったのう。
わしに言わしたら、驚く事でもなんでもない。
それにしても準決勝のアルアハリ戦は皆さんも感じたかもしれんがひどい出来で
ようやっと勝ったような試合じゃった。
やっぱり日本の真裏の熱い地域から真冬の寒い日本に来てコンディションが全然整ってなかった。
この試合の出来もあって一般的に戦前はチェルシーが圧倒的に有利と言われておったんやと思う。
でも、決勝戦はまったく別のチームになっておった。ここがブラジルのチームの特徴じゃ。
とにかく試合内容もそうじゃがまず勝つこと、勝利する事が最優先の国、それがブラジル。
試合が始まってみると見違えるような出来で、ブラジルの真骨頂1-0での勝利。さすがじゃな。
じゃあ、勝因はなんやったかと言われれば、それはイメージや。
まずはグループ戦術、3人・4人で崩す共通のイメージ。
次にチーム戦術、チームとして1試合をどのように戦っていくのか。
攻撃もそう、守備もそう、チームでのイメージが選手全員同じイメージでプレーしとったの。
最後に勝つイメージ、勝利のイメージという事になるかのう。
スタッフを含めたチームの全員が自分たちが必ず勝つんだという強烈なイメージを持っておった。
勝利を宿命づけられたブラジルチームならではや無かったかと思う。
サポーターもすごかった。ブラジルから2万人やて。
しかも仕事をやめて来た人間もおるというからホンマびっくりするのう。
完全にコリンチャンスのホームやった。
ところでブラジル代表は過去W杯の決勝に進んだ7回のうち5回優勝、
勝負強いと思われているドイツ代表も7回決勝に進んどるが優勝はそのうち3回や。
やっぱり王国ブラジルやのう。